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昨年秋から『秋のシャンソン』を歌っていますが、この歌を作曲された石井先生のことや歌に対する思いを、アコーディオンを担当され、この歌の二番の歌詞も考えられた河西さんから、寄稿いただきました。1月例会の新井さんによる歌唱指導を含めたビデオとともに掲載します。
『秋のシャンソン』は1970年代後半に、八王子の桑都保育園の園長で、当時の八王子アコーディオンクラブの指導者をしておられた石井 光先生が「アコーディオンのための四季」(だったと思うが今ははっきりしない)として書かれた4曲の中の1曲である。これらの曲はみなとてもすばらしい曲であった。シャンソンやタンゴが好きな私は、特にその雰囲気に満ちた『秋のシャンソン』と『粉雪のタンゴ』に魅了された。しかしアコーディオンのために書かれたせいか、どの曲も歌詞が1番しかなかった(と思う。どなたかご存知の方がおられたら是非お教え願いたい)。
私がこれらの曲を知ってから、はや20年以上経ってしまった。 石井先生も亡くなられて久しい。(先生が歳若くして亡くなられたのはあまりにも惜しいことである。) 昨、2002年に、「八王子うたごえの会」が発足し、イチョウ祭りにも参加することになって、何か八王子らしい、「八王子うたごえの会」のテーマソングになるような歌はないだろうかという話になった。私は、八王子で生まれた『秋のシャンソン』こそ、これにぴったりではないかと思った。また、かねてからこの曲をもっと八王子に広めたいと思っていたので、すぐさまみんなに話し、「うたごえの会」でも歌ってもらった。みんなとても気に入ってくれたが、歌詞が一番だけだったので、二番以降の歌詞も欲しいね、ということになった。昔のアコーディオンクラブの何人かに聞いてみたがやはり一番しかなさそうだった。
その後のある日、私はアコーディオンの練習をしていた時、ふと続きの歌詞が思い浮かんできた。また自然とこの曲を書かれた石井先生のことや、往時のアコーディオンクラブの思い出がよみがえってきた。 私は石井先生の奥様に電話し、『秋のシャンソン』の歌詞のことを調べていただいた。しかし詳しいことはわからなかった。そこで私は何年かぶりに桑都保育園を訪れ、石井先生の奥様にお会いした。私は八王子にもっと、『秋のシャンソン』を広めていきたい旨をお話し、続きの歌詞を付け加えさせていただくことをお願いした。すると奥様もご子息様もとても喜んでくださり、快く承諾して下さった。
私などが石井先生の曲に歌詞をつけ加えるなどおこがましいかとも思ったが、このすばらしい歌を「八王子うたごえの会」で歌ったり、石井先生の業績をもっと世の中に知って欲しいという願いから、2、3番の歌詞をつけ加えさせていただくことにした。 これを快く御承諾下さった石井先生のご家族や、この機会を与えてくださった「八王子うたごえの会」の皆様に深く感謝申し上げたい。この歌が八王子を中心にもっと広く歌われることを切に願っている。またいずれ他の曲も紹介し、広めていけたらと思っている。
(2003年2月 河西 悦雄記)